日本生殖免疫学会

胚培養士(エンブリオロジスト)の皆様へ
=生殖免疫学へのご招待=

私たち日本生殖免疫学会は、日夜不妊症診療に多大な寄与をされておられるエンブリオロジストの皆様のお仕事に敬意を持って眺めております。

ところで、ヒトの妊娠の成立や維持はホルモンの作用のみでは説明できません。ご承知のようにわれわれの身体の中には、内分泌系のほかに、もう一つ妊娠の成立や維持に重要な役割を果たしている免疫系という別の機能が備わっています。

免疫系は、父親由来の抗原を有して母体にとっては一種の異物である胚や胎芽、胎児などを、支障なく着床させ、10ヶ月の妊娠期間中、母体と巧みに協調させ妊娠を維持させながら成長させます。

この人体の驚異な機能、「免疫」をもっと身近に学習しませんか。

日本生殖免疫学会は胚操作技術師の指導研修学会です。

日本生殖免疫学会は別項のように開催されます(ホームページをご覧ください)。

この学会では...
1. 卵の透明帯や精子に関する免疫のかかわりが学べます。

2. 母体の胚に対する免疫の仕組みが学べます。

3. 着床期の母体と胚の免疫系やり取りが学べます。

4. 妊娠維持に関する免疫の仕組みが学べます。

5. 流産にかかわる免疫系のかかわりが学べます。


このような身体の仕組みに興味を持たれ、明日のお仕事に生かそうと思われる皆さんのご参加を歓迎いたします。