日本生殖免疫学会 学会賞受賞者一覧
23.令和5年度(2023年度)
p62 は子宮頸癌の放射線治療効果の予測マーカーおよび補助治療のターゲットとなりうる
富山大学 産科婦人科教室 吉田 美保子(JRI賞)
薬剤評価に向けたLDHC ヒト化マウスの作製と解析
大阪大学 微生物病研究所 遺伝子機能解析分野 飯田 理恵(学会賞)
前立腺癌細胞の細胞間輸送体を介した long non-coding RNA の細胞外分泌
日本医科大学 分子解剖学 野口 隼矢(学会賞)
22.令和4年度(2022年度)
NLRP3 は精漿免疫応答を制御し妊娠成立を促進させる
東京農業大学大学院 農学研究科 佐野 宙矢 (JRI賞)
精巣分泌因子Ts-1はルミクリンシグナル伝達を介した雄の妊孕性制御に必須である
大阪大学微生物病研究所 遺伝子機能解析分野、科学技術振興機構さきがけ 淨住 大慈 (学会賞)
子宮頸管熟化制御における抗炎症性蛋白プログラニュリンの役割
東京大学医学部附属病院 女性診療科・産科 秋葉 直也 (学会賞)
21.令和3年度(2021年度)
がん微小環境における脂質代謝の制御は、抗腫瘍免疫応答を増強し、抗PD-1抗体の効果を増強する
日本大学 医学部 機能形態学系生体構造医学分野 加藤 侑希 (JRI賞)
妊娠高血圧腎症モデルマウスにおける子宮内での胎仔脳の炎症亢進と出生仔の高次脳機能障害の発生
東京大学 産婦人科 加藤 喜久(学会賞)
マウス異系妊娠において、抹消誘導性父親抗原特異的Treg細胞は母児境界面で増殖する
富山大学 産婦人科 荒石 康平(学会賞)
20.令和2年度(2020年度)
母体炎症による胎児ミクログリア動態の変化は生後発達期まで持続する
神戸大学大学院医学研究科外科系講座 産科婦人科学分野 尾崎 可奈(JRI賞)
CD206陽性M2 Macrophageは子宮内膜症の増悪因子であり、新たな治療標的である
手稲渓仁会病院 産婦人科 小野 洋輔
妊娠高血圧症候群において酸化ストレスはNrf2シグナルを介してオートタキシンの発現を促す
東京大学大学院医学系研究科 生殖・発達・加齢医学専攻 柳澤 愛実
19.令和元年度(2019年度)
[第14回世界生殖免疫学会/第34回日本生殖免疫学会総会・学術集会]Risk factors and outcomes of recurrent pregnancy loss in Japan (JRI Award)
Keiko Morita, Dept. of Obstetrics and Gynecology, University of Toyama
富山大学 産科婦人科学講座 森田恵子
miR-675-5p generated from lncRNA H19 accelerates the invasive ability of extravillous trophoblasts
Manabu Ogoyama, Dept. of Molecular Medicine and Anatomy, Nippon Medical School
日本医科大学 分子解剖学 小古山 学
Maternal erythrocyte ENT1-mediated oxygen delivery is necessary for adequate placental oxygenation and fetal growth
Seisuke Sayama, Dept. of Obstetrics and Gynecology, University of Tokyo
東京大学 産科婦人科学教室 佐山 晴亮
18.平成30年度(2018年度)
永堀 健太(東京医科大学 人体構造学分野)(JRI賞)免疫寛容を受けていない精巣抗原遺伝子の同定
根岸 靖幸(日本医科大学 微生物学免疫学)
糖脂質抗原α-galactosylceramideによって活性化された樹状細胞、invariant natural killer T細胞はマウス流産を引き起こす
尾関 綾衣(東京農業大学 農学部 家畜繁殖学研究室)
娠高血圧症腎症患者で高い発現を示すS100A9は胎盤および臍帯静脈内皮細胞においてNLRP3依存的に IL-1βおよびsEng分泌を促進する
17.平成29年度(2017年度)
ヒト、マウスにおける無菌性炎症を機転とする流早産の発症と自然免疫の役割日本医科大学 微生物学・免疫学教室 根岸靖幸(JRI賞)
妊娠高血圧腎症胎盤におけるオートファジー不全とトランスサイレチン蓄積の関与
富山大学 産科婦人科学教室 中島彰俊
卵胞発育にはM1 macrophageが関与し、着床にはM2 macrophageが必須である
富山大学 産科婦人科 小野洋輔
16.平成28年度(2016年度)
NKG2D欠損マウスにおける胎盤形成と組織再生機構の検討北海道大学 病理学講座分子病理学分野 大塚紀幸(JRI賞)
タイムラプスを用いた子宮内膜症腹腔免疫担当細胞の動態評価
高知大学 産科婦人科 泉谷知明
マウスアロ交配では精漿のプライミングにより免疫寛容誘導性樹状細胞が誘導され父親抗原特異的Treg細胞を増加させる
富山大学 産婦人科 牛島明美
15.平成27年度(2015年度)
胎盤でのCD73依存的なアデノシンの過剰蓄積とA2Bアデノシン受容体の活性化が妊娠高血圧腎症の発症に関与する東京大学 産婦人科 入山 高行(JRI賞)
β2グリコプロテインⅠ/MHCクラスⅡ複合体が抗リン脂質抗体症候群の病態に関連する
大阪大学 微生物病研究所 免疫化学分野 谷村 憲司
着床における低酸素誘導因子HIFの意義
東京大学 産婦人科 松本玲央奈
14.平成26年度(2014年度)
Bio-nanocapsule(BNC)を用いた子宮局所への新しいdrug delivery systemの構築
大阪大学大学院 医学系研究科産婦人科 小泉 花織
分娩後子宮に存在する老化細胞の除去機構と次回妊娠への影響
東京大学産婦人科 江頭 真宏(JRI賞)
リゾフォスファチジン酸系は絨毛細胞において血管新生関連因子の発現を誘導する
東京大学 産婦人科 市川麻祐子
13.平成25年度(2013年度)
精巣内インターロイキン-35の役割
東海大学医学部基礎医学系生体構造機能学 寺山隼人
習慣流産において25(OH)ビタミンDは末梢血NK細胞を抑制する
慶應義塾大学医学部産婦人科 太田邦明
子宮内膜症の発生・進展における腹腔M2マクロファージと子宮内膜間質細胞の細胞間相互作用
熊本大学大学院生命科学研究部 産科婦人科学分野 伊藤史子
12.平成24年度(2012年度)
EB13(Epstein-Barr virus-induced gene-3)ノックアウトマウスにおける精巣免疫微小環境について
東京医科大学 人体構造学講座 寺山 隼人
妊娠マウスにおける樹状細胞亜分画変動とIL-12産生
日本医科大学医学部 微生物免疫学教室 根岸 靖幸
生きたマウス精子における受精過程での卵―精子融合必須因子IZUMO1の動態
大阪大学 免疫学フロンティア研究センター 佐藤 裕公
11.平成23年度(2011年度)
精漿によるプライミングにより着床直前から父親高原特異的制御性T細胞が増加する
富山大学 産婦人科 島 友子
セルトリ細胞特異的な肝細胞増殖因子受容体欠損による精子形成障害
金沢大学 医薬保健研究域医学系組織発達構築学分野 若山 友彦
マウスを用いた雌性生殖器内移動から受精にいたる生死のライブイメージング
大阪大学 微生物研究所 室 悠子
反復流産病態における妊娠初期脱落膜中マクロファージのcathepsin Eの役割
名古屋市立大学 産科婦人科 後藤 志信
10.平成22年度(2010年度)
Role of Escherichia coli(E.coli) and Toll-like receptor-4 (TLR4) in endometriosis
長崎大学産科婦人科学教室 Khaleque N Khan
Placenta specific gene manipulation and its application for the study of preeclampsia
大阪大学 産科婦人科学教室 熊澤恵一
Kinetics and internal balance of two distinct subsets of murine dendritic cells during pregnancy
日本医科大学 産科婦人科学教室 根岸靖幸
9.平成21年度(2009年度)
演題番号-05
周排卵期のマウス卵巣における、ケモカインCCL11(Eotaxin 1)の発現および局在解析
日本医科大学産科婦人科学教室 桑原慶充
演題番号-W1-01
緑色蛍光を発する先体部分と赤色蛍光を発する尾部をもつトランスジェニック精子の作製と先体反応の輸卵管内におけるin vivoイメージング
大阪大学微生物研究所 室 悠子
演題番号-W3-02
妊娠子宮には胎児抗原特異的制御性T細胞が増加する
富山大学医学部産科婦人科学教室 島 友子
8.平成20年度(2008年度)
演題番号-29
絨毛細胞上に存在するリン脂質抗原提示分子「CD1d」を介したb2glycoprotein1依存性抗リン脂質抗体による新規流産メカニズムに関する検討
東京大学産科婦人科学教室 岩澤有希
演題番号-38
好中球、単球、T細胞から産生されるIL-17はTNFaと相乗的に作用し羊膜上皮、間葉系細胞からIL-8産生を亢進させる
富山大学産科婦人科学教室 伊藤実香
演題番号-54
子宮内膜におけるP2RY14を介した新たな粘膜防御機構
慶應大学産科婦人科学教室 けいゆう病院 荒瀬 透
7.平成19年度(2007年度)
演題番号-2
マウス精巣におけるERM(ezrin/radixin/moesin)蛋白質ファミリーの発現局在と機能解析
金沢大学大学院医学系研究科 組織発達構築学 若山友彦
演題番号-25
子宮内膜症病巣におけるプロスタグランデインE合成酵素(PEGS)の発現と臨床的パラメータとの関連
日本大学医学部産婦人科学系産婦人科学分野 千島史尚
演題番号-30
妊娠初期マウス子宮へのTIMP3遺伝子導入による妊娠中毒症モデルマスス作製の試み
大阪大学大学院 医学系研究科 器官制御外科学(産科婦人科学) 筒井建紀
6.平成18年度(2006年度)
演題番号-12
ウイルスベクターを用いて胎盤にみえお遺伝子操作する方法の開発とその応用
大阪大学 微生物研究所 岡田裕香
演題番号-32
精子先体内部抗原を認識するモノクローナル抗体の受精に及ぼす効果;マウス卵 管内微小注入による解析
宮崎大学医学部解剖学講座分子細胞生物学分野 吉永一也
演題番号-38
オキシトシン受容体(OTR)欠損マウスの分娩における分娩を代償する因子の検討
大阪大学 医学部 産科婦人科学教室 荻田和秀
5.平成17年度(2005年度)
演題番号-7
受精の膜融合に必須な分子Izumoの同定
大阪大学 微生物研究所付属遺伝情報実験センター 井上直和
演題番号-14
LIF下流シグナル活性化不全は脱落膜形成不全を引き起こす
大阪大学大学院医学系研究科産科婦人科学教室 木村正
演題番号-18
流産症例において、Granulysin陽性NK細胞はExtravillous trophoblastをアポトーシスに陥らせる
富山医科薬科大学 産科婦人科学教室 中島彰俊
4.平成16年度(2004年度)
演題番号-4
Androgen receptor のtransition protein 1と2(TP1 TP2)発現への影響に関する検討
Analysis of androgenic effect for the expression of transition protein(TP)
兵庫医科大学 産科婦人科学教室 小森慎二
演題番号-20
ヒト妊娠初期におけるNK細胞のサイトカイン産生パターンに関する検討
Cytokines profiles of natural killer cells in the human early pregnancy
富山医科薬科大学 産科婦人科学教室 宮崎聡美
演題番号-26
不育症患者における第XII因子に対する自己抗体の認識部位の検討
Anti-factor XII antibodies in patients with recurrent pregnancy losses recognize the amino-terminal heavy chain region of factor XII
東海大学 医学部 産科婦人科学教室 井面昭文
3.平成15年度(2003年度)
演題番号22-
「マウス着床貴のIGF-I過剰発現は段階的な流産を誘発する」
山口大学農学部家畜解剖 中村織江
演題番号34-
「ヒト妊娠初期脱落膜におけるNK細胞のサイトカイン産生パターンに関する研究」
富山医科薬科大学産婦人科 樋熊須晴
演題番号40-
「マウスモデルを用いた抗ラミニン-1自己抗体の妊娠における意義に関する検討」
東海大学医学部産婦人科 近藤朱音
2.平成14年度(2002年度)
演題番号33-
「着床遅延または分娩遅延マウスにおける子宮NK細胞の分化とアポトーシス」
山口大学大学院連合獣医学研究科 國分啓司
演題番号31-
「Hemagglutinating Virus of Japan(HVJ)Envelope vectorを用いたマウス子宮に対する一過性遺伝子導入」
大阪大学産婦人科 中村仁美
演題番号4-
「Membrane cofactor protein(MCP, CD46)欠損マウスの解析」
大阪府立成人病センター研究所・免疫 井上直和
1.平成13年度
演題番号35-
「prostaglandin D2に誘導されCRTH2陽性Th2およびTc2細胞が着床部局所に集簇する」
富山医科薬科大学産婦人科 佐々木 泰
演題番号14-
「妊娠カニクイザルに接種したHIV/SIVキメラウイルスの動態」
日本大学医学部生 小峯志保子
演題番号20-
「原因不明習慣流産患者に対する夫リンパ球免疫療法後のT cell receptorクロナリティーの検討」
聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院産婦人科 苅谷卓昭
演題番号42-
「子宮マクロファージはIDOを介してアロ抗原特異的T細胞の増殖を抑制する」
東京医科歯科大学産婦人科 松本幸恵